我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2012年5月14日 (月)

自由な雲台

N422
不思議な形をしていますが、クルマを洗ったりする高圧洗浄機の噴射部分なんかじゃなくて、スリックの「AF2100」という自由雲台です。

雲台としては非常に特殊な形状と機構をしており、スリックが特許を持ってるそうです。時々見掛けるたびに、気になるので話題にしてみます。

まずはその大きさと重さに驚かされます。

それを強調するべく、画像のような組み合わせをしてしまいましたが、良い子の皆さんは絶対に真似をしてはいけません。こんな小さな三脚の上にAF2100を載せたら、すぐにバランスを崩してひっくり返ります。それにこんな小さなコンパクトカメラ載せたって、かえって機動性悪くしそう。。。

さて、まっとうにAF2100のウリを説明すると、自由雲台のロック・フリーの操作って、普通はネジやノブを回して行いますが、AF2100はグリップを握りながら、黄色いレバーを掴むとフリーに、放すとロックされるので、片手でアングルを変えられるというのです。

さらに、スリックさんのホームページによれば、「右手はシャッターボタンに置いたまま、つまりフォーカスロックを活かしながらカメラを振ってフレーミング修正が出来ます」とのこと。

自分の撮影シーンでは、そういう状況はあまり想像できないんだけど、あったら便利を実現しているのは、この自由雲台がかなり長い間製造され続けていて、ロングライフデザイン賞も受賞していることが証明しています。