我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2011年11月16日 (水)

南京錠

O105
先日、某M氏が「数年前に中国でまとめて買ってきた残り~」と言って、小さな南京錠を何個か持って来られました。

その時に、つい白状してしまったのだけど、私、南京錠に何か魅力を感じることがあるんですよね。決して、変な趣味があるわけじゃないし、コレクションなどもしていませんよ、ホントに。

でも、何だろう・・・、金属系の小さな塊、至ってシンプル、施錠するという一つの目的のためだけの存在・・・みたいな部分に魅力を感じるのでしょうか。それって、コンパクト系金属カメラに通ずるところがあるような気がするんですけど、どうでしょうか?

それから、どうでもいい内輪揉め的な内容なんですが、ずいぶん昔の話だから公開しちゃってもいいかと。

私が高校生の時、私服通学だったこともあってジャケットを何着か持っていました。当時流行りってこともありました。すると、大学生だった兄が私のジャケットを着て出かけて行くんですよ。すでに成人していた兄は、アルバイトの帰りに酒を飲み煙草を吸って帰ってくるので、ジャケットにその匂いがついてしまうわけです。次に私が着て学校に行くと、授業中にその匂いが気になったりします。これは不快だなぁ~と。

「飲み会がある時に着ていくのはやめてくれ~」みたいなことを言った記憶はあるのだけど繰り返されるので、私が取った対策は、ジャケットのボタンホールに南京錠をかけてしまうこと。南京錠をぶら下げたままで、まさか出掛けることはないだろうと。さすがに、この事態を知った母から「兄弟でいい加減にしなさい」と真剣に怒られたのを覚えています。

それまで、兄のおさがりなどの恩恵にあずかっていたのだから、もう少し大きな心を持てれば良かったのでしょうが(笑)、高校生の私には南京錠しか考え付かなかったのです(爆)。

それ以来、南京錠に不思議な感情を抱くようになったのも事実です。