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2011年5月 3日 (火)

飯田鉄写真展

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飯田鉄先生の写真展が、近々に四谷エリア内で行なわれます。四谷系銀塩情報発信基地としては、お知らせせずにはおられません。

先日、暗室作業の合間だという飯田先生が自ら案内のポストカードを置いて行かれたので、うちの店にも少し置いてありますので、どうぞ。

場所は、トーテムポールフォトギャラリー。うちの店から迷わずに歩ければ10分少々です。タイトルは「二つに分かれる小道のある庭」。

5月27日(土)18:30~はトークショー(飯田鉄×大日方欣一 テーマ「写真の変容について」)も予定されているそうです。

  • 飯田鉄 写真展「二つに分かれる小道のある庭」
  • 2011年5月24日(火)~29日(日) 12:00~19:00
  • トーテムポールフォトギャラリー
  • 新宿区四谷四丁目22 第二富士川ビル1F
  • ℡03-3341-9341
  • http://tppg.jp/

作者コメント「ある日、カメラ店で古い蛇腹のカメラをみつけた。6×6判という正方形の画面の撮れる、黒い小さなドイツ製のカメラだった。シャッターもなかば不調な品物ではあったけれど、どこか自分を惹きつけるものがあり購入した。今回の展示は、折にふれてその写真機で撮影したこの一年ほどの画像だが、はたしてこのカメラで撮影してみると、焼き付けられた写真のなかの時間というものが、どこか欠けているように感じられたり、逆に時間の風が写真の中で混みあっているようにも見えてくる。さらにはその黒蛇腹の小さい暗室の中で、暑かった昨年の夏の眺めなどこの一年間の幾つもの光がおとろえることなく、未だに交差し、照りかえしを繰り返しているように思えてならない。そしてその時間、その場所の写真であったはずが、「いにしえ」とも知らず、「このさき」とも思えない写真の場所に変化しているように妄想をしてみる。

飯田先生のコメントを読んで思ったのは、どうやら、今回の作品の機材は昨年、飯田先生に見せていただいたコレかと思われます。

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