だてにカメラ屋を・・・
さて、先日紹介した京セラの魔法のテレコン。ちょっといい加減に整理をしていたら、多分、京セラAF一眼の単なるテレコンバーターとしか認識しなかったと思います。
気付けた理由は、カメラ屋生活をだてに10年以上もやってないぞ~という経験の賜物でした。
テレコンの前と後ろに付いた二つのキャップ。その内訳は、後ろ側が京セラAF一眼のレンズリアキャップで、前側が、ヤシカコンタックスマウントのボディキャップ。
前側のキャップを見た時に、「あれ?」と思ったのです。こっち側は、京セラAF一眼のマウントじゃないな・・・と。
でも、そのキャップにはメーカー名やマウント名の頭文字なども表示されていません。そう、ヤシカコンタックスマウントのボディキャップ(上の画像左側)って、純正品でも、「JAPAN」としか表記されていないので、キャップだけを見て、マウントを特定する時には厄介な存在なんです。
これと同じように、かなりこまモノ系のがらくたを整理している時に、「これは50円100円の価値じゃない」と、摘まみ出した電池ブタがありました。少し不安はあったので確認したら、想像していたライカM6(上の画像右側)の電池ブタで間違いありませんでした。
銀座などのライカ専門店や、ライカユーザーなら見抜けて当然かもしれませんが~。私は買取り屋であり、我楽多屋であり、そこらへんの局地的な知識面では広く浅く~寄りでないと、知識が偏ってしまうこともあり、、、と少し言い訳。
それでも、長年やっていると、深まって行っちゃう部分も出てくるみたいです。京セラのキャップと、ライカのフタは、そのパターンだったみたいです。