ペンタックス銀塩中判
淋しいニュースです。
既にご存知の方も多いと思いますが、ペンタックスから中判フィルムカメラの生産を終了するというアナウンスがされました。昨日発売のカメラ写真雑誌にも記事があり、日本カメラでは、写真家先生の記事とともに7ページに渡って取り上げられています。
ペンタックスのアナウンスは「67Ⅱ」と「645NⅡ」の生産を今年9月をメドに終了するというもの。詳しくはペンタックスのサイトで確認してください。
フィルムの良さを堪能するには、フォーマットはより大きい方がいい!ということで、四谷系銀塩組の発信情報としては、中判フィルム・中判カメラも推したいところだし、お客さんなどのお話を聞いていると、今あえて中判を使ってる!という人も多いのです。
一昨日来店いただいた写真の勉強をしている専門学校生も、リュックの中にデジイチとともに「パール」を忍ばせて自転車でやって来ました。また、先日紹介した常連Bさんも中判熱上昇中というのに。
なのに、ペンタックスがこういうことじゃ、あまりにも淋しいじゃありませんか!
ところで、フジの新製品「GF670プロフェッショナル」は、メーカーの予想を上回る注文状況らしく、発売が延期されています。
フィルム中判熱に関しては、新製品投入のフジと、645・RB・RZ・7と4機種もいまだカタログに載せているマミヤに期待しましょう。