我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2009年3月

2009年3月 2日 (月)

ブラパチ カメラ

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昨日のブログに対する、中年世代の反撃でしょうか!?我楽多屋でキヤノンAV-1を買っていただいたお客さんから、こんなメールが届きました~。

「自分は今までは正直この手のカメラは見向きもしませんでした。キヤノンならF-1、ニコンならF1桁シリーズだと。けれど最近この「普及機、入門機」に興味が湧いてきました。確かに最高級機には敵わない性能がままありますが、これらのカメラはあくまでも趣味カメラですので~中略~絞り優先AEでパチパチ撮るのが本道とも感じます。今度の土日の休みには「ブラパチ」しようかと考えています」

私はプロじゃないんだから、失敗を恐れることも無い・・・趣味カメラだからこそ、マニュアル機能を駆使して撮影する!そこに楽しみがあるんだ!という考えもあるでしょう。

しかし、その逆に今回いただいたメールのように、趣味カメラだからこそ気負いなく気楽に撮れることも大事で、それに向いたカメラたちも多数あるわけです。

実は、その手のカメラは非常に求めやすい環境にあるのが今の時代。何故ならば・・・、中古カメラで遊ぶ人類の多くはマニア志向が強いので、やはり「普及機、入門機」の人気は低調なのです。いざ!マニュアル撮影したい!という時に、それが出来なかったり。オート機能が搭載されているゆえ電子部品が使われているので、機械としての寿命があったり、壊れた際に修理が出来なかったり・・・という欠点もあるからです。

しかし、そこは値段で割り切ることが出来るわけで、使い潰す!くらいの気持ちで買えば安い買い物です。昨日の話題流に例えれば、ニンテンドーDSのゲーム機本体ではなく、ソフトを買うくらいの値段で入手出来るのですから。それに、そうそう壊れるものでも無し・・・。いや、それは運みたいなものかな・・・。

ライカやハッセルなどの舶来品、ニコンやキヤノンの国産高級機や、中判高級機で遊ぶのとは別に、ガラクタよりな中古道を楽しむうえでは、大らかさも必要なのです(笑)。

2009年3月 1日 (日)

このニコン、キヤノンの使い手は・・・

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昨日のがらくた市は、今日になって思えば・・・天候に見事に助けられました。東京四谷の一昨日は雪と雨、今日は予報に反して一日中雨がポツポツでしたから。

また、「品物が少な目かな・・・」と少々心配していたのだけど、皆さんそれぞれ、いい探しもをしていただけたようで、まずまず盛況のうち~という感でした。ご来店ならびにお買い上げありがとうございました。

ただ、買取名人不在中に買取りのお客様が続いた為に、私自身が長徳先生のライブトークにほとんど参加することが出来ずに残念でした。。。

先日話題のH君が「疑惑を晴らします!」と言って持参した、1/4秒シャッターでの撮影プリントを見て、一同「素晴らしい!」と納得させられる結果に。

で、本日は埼玉から足を運んでくれる小学校6年生の2人が来店。以前はキヤノンFTbを持っていた彼が、今日はキヤノンF-1を肩から提げていました!どうやら、今日うちの店に来る前に入手したらしいです。我楽多屋ではF-1用フラッシュカプラーを購入していただきました(上の画像に装着済み)。

この画像は、もう一人の彼の愛機ニコンF2と一緒に記念撮影したもの。これが、小学校6年生が使っている機材ですよ!すごい!カッコいい!

同時に店に居合わせた他のお客さんからは、「我々の時代には憧れのカメラだよ!」と少々羨ましそうに言われていましたが、程度や状態に神経質にならなければ、使用可能なかつてのフラッグシップ機が、ニンテンドーDSなどのゲーム機を買うのと同じような値段で買える時代なのです。

今日は来店土産に特別に「我楽多屋特製チェーン式一脚」をプレゼントしてみました(同じく上の画像に写っています)。我々、カメラ屋や写真屋はこういう志高い若人を応援していかなければなりません。それは、このブログを読んでいただいてる銀塩派の皆さんにも協力していただきたいこと。