小沢象さん
どこかで見たことのある顔だなぁ~と思う人もいらっしゃるかもしれません。この人はアローカメラ&我楽多屋の常連さんのひとりで、小沢象(おざわぞう)さんといいます。お仕事は役者さん。上の画像では着物を着ていないので分かりずらいかもしれませんが、時代劇で悪代官やそれとグルになってる商人役(「越後屋、お前も悪よの~」の)などをよくされています。
しかし、実際の象さんはとても気さくで優しい人。親と子供ほど歳の離れている私や、それ以上の歳の差がある店のバイトにも、いっさい壁を作らずに話しをしてくれます。また、店の中で「これは!」というお宝を見つけた時など、ごく自然に「やったー!」と喜ばれるのがとても印象的。
カメラに関しては多種多様なコレクションされていると思うのですが、我楽多屋にやってくる時の象さんはかなりマニアック志向が強く、いつも、何かオリジナルに手を加えることで頭がいっぱいのような気がします。
え~と、今までに撮りためていた象さんコレクションを紹介したいと思います。
二眼レフの底に付ける象さん流特製グリップ!図のように指を一本通すだけで、確実なグリップ感が保てる便利品。指一本分の穴が開いた金具はホームセンターで買ったというカーテン用のリングか何か・・・。
ポストライカ(特殊撮影用に改造された)に似た、ツァイスイコンは一般使用するためにこんな風に改造します。Lマウントレンズをなかば無理矢理装着して、ファインダーはアクセサリーシューがボディーに無いので、ご覧のようにブラケットを改造して装着。
Exaのボディにツァイスの大きなミラーレンズを装着。持ちやすいように!と木片を削って加工してレリーズ内蔵の自家製グリップまで作ってしまいます。象さん自らカメラを構えた画像が最上段の画像。