我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2008年3月16日 (日)

宣伝カー

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このクルマ、実在しないと思われている方もいらっしゃるようですが、ちゃんと存在します。完成してから早11年が経ちました。

「これで買取りに行くの?」と聞かれることもありますし、街中で見掛けた人から電話で「うちへも来て下さい」と言われることもありますが、実際このクルマはあくまで「宣伝」カーです。

まず、荷物がどこにも詰めないのです。後ろの看板の中は骨組みが占領していて、荷物など置くスペースはありません。だから、扉さえ付いてません。それに、これだけ派手なクルマで買取りに行って、お客様のご自宅の前に横付けすることは場合によってはマズイのです。「あそこのご主人、カメラを手放すらしいわよ、何かあったのかしら!?」などとご近所さんから良からぬ噂をされることも有り得るからです。

ベースのクルマはダイハツミゼットⅡ。荷台に乗ってる看板は確か80kgくらいあるはず。いちおう二人乗りですが、助手席は運転席の70%くらいの大きさしかありません。男2人で乗ったら息が詰まりそうになります。

かつて、3年程、私 二代目が調布~四谷間を通勤で使用していました。とにかく恥ずかしいくらい目立ちます。信号待ちで停車した時など、隣りのクルマや歩道を歩く人から痛いほどの視線を感じることが多々です。

しかし、面白いものでこれに慣れると、自家用車に乗っているときに物足りなさを感じることもあったりします。今は名人が通勤で使用しています。また、アルバイトさんを雇って都心をフラフラと走り回らせたこともありました。

もし、どこかで見かけたら、手を振ってみてください(笑)