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2018年1月21日 (日)

ヤシカマット124G

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1971年に登場したヤシカの二眼レフ「ヤシカマット124G」は、ヤシカで最終版の二眼レフ。

1967年登場のヤシカマット12のマイナーチェンジ機124をベースに基盤の電子接点に金を使用して耐久性を向上させています。また、プラスティック部品の仕様で軽量化を図っています。

他メーカーを見ると、マミヤが1983年に「マミヤC330プロフェッショナルS」を登場させていますが、これも1969年登場の「マミヤC330プロフェッショナル」をマイナーチェンジした「f」モデルをベースにダイキャストボディをプラスティック化したモデル。

これら2つが、国内製二眼レフの最終モデル。マミヤの方は大柄ボディで、プロというネームが付くこともあるので、より一般向けなのは「ヤシカマット124G」ということになります。

そりゃ~ローライフレックスなんかに比べたら、質感も劣るし操作感にも差があります。でも、ちゃんと作られているし、気軽に遊ぶには良い頃合い。MADE IN JAPANですから。ただ、新品で売られていた時代がすでに一眼レフメインの時代でしたから、もともと出回っているタマ数が多くないんですよね...。

ただ、この個体は外装はとでも美品ですが、cds式の露出計不良でレンズも少し汗かいたみたいになっています、残念。

昨日のブログでもちょっと登場した中国製二眼レフTEXERと並べてみました。こちら手頃感ではさらに上を行く感じですが、ちゃんと作られているのか?と言われると不安が残ります。でも、あたりダマは描写も良いのですよ。

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