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我楽多屋で買った  モノ・マガジン

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2008年10月30日 (木)

そうとう古いキヤノン

20081030

「キヤノンセール」の告知ではありませんので悪しからず・・・。

今、うちの店に歴史的なカメラ(それは言い過ぎか・・・)が一台あるので、紹介しようと思いました。昭和14年から昭和20年8月までの間に、1600台ばかりが生産された「キヤノン最新型」またの名を「キヤノンS型」です。昭和11年に発売されたキヤノン標準型(別名「ハンザキヤノン」)に続く、キヤノンの市販第2号機。ちなみに、当時、「キヤノン」はカメラに付けられて名称で、会社名は「精機光学工業」という名称でした。

純国産の高級35ミリカメラとして販売されたこの最新型に組み合わされたレンズは3種あり、すべてニッコールレンズ(日本光学・ニコン製)。画像の50ミリF2.8付が480円、50ミリF2付が560円、50ミリF3.5付は390円でした。それでも、ドイツ製の高級カメラであるライカⅡ型の半額だったとのこと。当時エリート職業といわれた銀行員の初任給が70円くらいの時代の話です。

レンズマウントは専用の内3爪バヨネット式で着脱可能だけど、互換性は無し。ボディーの特徴は、二重像合致式距離計内蔵のファインダーと、通称「ビックリ箱」とも呼ばれるポップアップ式の逆ガリレイ式ファインダーの2種のファインダーが装備されていること。

画像の中でカメラ後方にある「キヤノンセール」の垂れ幕は、たまたま、昨日入荷した他の品物と一緒にあったものなのですが、面白いので一緒に撮ってみました。そうかそうか、このカメラ、実は預かりモノなのですが所有者さんの意向で興味のある人がいれば、商談可です。なので、後ろの垂れ幕もあながち無関係では無いのですね。。。