我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« キャビティナンバー | メイン

2024年12月22日 (日)

「L」マークのバッグ

471285512_27860385650243739_1149923

半月くらい前のことだったか、明らかに私よりも若い(ひと世代くらい!?)お客さんから「ライカを使う人って、昔、交換レンズはどんな風に持ち歩いてたんですかね?」と質問されました。その人はM型のデジタルライカを肩から提げていました。

昔をどこまで溯るのか?によりますけど、私の頭の中にパッと思い浮かんだのが「中古カメラブーム」と呼ばれた30~40年前のこと。

当時、特にカタチから入るような人の間では、レモン社さんが売っていた小さめなカメラバッグを持っている人が多かったなぁ~と。

471127825_27860385843577053_2019304

サイズは数種類あったかもしれませんが、今、我楽多屋には2サイズあります。どちらも交換レンズを何本か入れるのが適当なサイズで、入れようと思えばボディも縦に入れることが可能なレベルの大きさ。

471125139_27860441943571443_9495003

このバッグの特徴的な点は、「L」の文字が薄っすらと型押しされた表側と思われる面に対して、蓋の開く方向が一般的なバッグとは逆方向である点。

肩からバッグを下げたまま、フタを外側へ開けるようなスタイルなので、その体勢のまま蓋が邪魔にならずにレンズが交換出来るというのがポイントだったと思います。バッグの中にレンズ1本分のスペースを空けておけば、外したレンズをそこに置いて~なんて方法で、さらにスマートな動作が可能になるとかいう。

471163130_27860385473577090_4009196

でも、当時からこの手のバッグを使うのは、好き嫌いや賛否両論あった気もします…。