小さなフック
様々なアクセサリーの中にあった、この小さなフック。最初、何だか分かりませんでした…。
手放した方が、元々このフックが入っていたであろうビニール袋に入れてくださっていたので、何なのか~分かりました。
袋に入っていなかったら捨ててしまっていたかもしれませんし、そもそもこうして我楽多屋までたどり着いていなかったかもしれません。
ビニール袋にラベルが貼られていたので、ハッセルブラッドの「ケーブルフック」と分かったわけです。
ちょうど昨日、ハッセルブラッドにお詳しい長年ご来店のお客さんに聞いてみたところ、このフックは500Cや500C/Mの新品に付属品として付いていたものだそうです。このフックをボディ側面にある小さな穴に挿して、シンクロケーブルを使う際にボディ操作の邪魔にならないよう、シンクロケーブルをフックに引っ掛けるのだそうです。
さらに確認したところ、500Cや500C/M以外にもEL、EL/M、SWCなどに、このフックを挿せる穴は存在しているようです。
カメラ屋になって30年が経ちましたが、一部のハッセルブラッドボディの側面にある小さな穴も意識していませんでしたし、このフックが付属品として付いて来た中古品ってなかったようにも思います。
でも、今回改めてネット検索したら、いくつかの中古カメラ屋さんなどでこのケーブルフックだけを通販しているお店があったので、そのお店の人はこれが何か分かっていらっしゃるのですから、知識量で負けました。
ちなみに、20年以上前の中古カメラブームの頃に発売された某雑誌で紹介されていたハッセルブラッド500C/Mの部位名称で、このフック用の穴は説明されていませんでした。(下の画像は開いたページの上にケーブルフックを置いてみました。フックの先に見える小さな穴が分かりますでしょうか?)
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