イコンタの最終形
ツァイスイコンのスプリングカメラ「イコンタ」の中で、特に連動距離計付きの6×4.5判のスーパーセミイコンタ(画像内上)や、6×6判のスーパーシックス(画像内下)、6×9判のスーパーイコンタは見ために大きな特徴があります。
ドレーカイル式距離計を採用していることで、撮影レンズの前玉の横に小さなレンズが飛び出ているようなデザインになるのです。
しかし、このスーパーイコンタシックスⅣ(下の画像)では距離計がドレーカイル式をやめてハーフミラー式になったために、見た目がわりと普通になってしまいました。
イコンタシリーズの中で最終形となった、スーパーイコンタシックスⅣは1956年発売で連動露出計も内蔵しています。便利にはなったんでしょうが、デザインがつまらなくなってしまった…とも言えますね。
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