切る人
先週から何故か続いている「~人」シリーズ、「消す人」「座っちゃう人」「書く人」に続く第4弾「切る人」。
ずいぶん前に、ニコンF用ニッコールレンズの標準50ミリ用フードを切って深さを浅くして、広角28ミリ用くらいに加工したフードが出て来たことがありました。
大きな「F」マーク入りなので、中古カメラブーム以降はいい値をそこそこ維持しているフードを切ってしまっいますが、これがいつ切られたのかは不明です。現行品当時に切られたのかもしれないですし。
このフード、何故か売り物にせずに、いまだに店のバックヤードに置いてありました。それを今回、引っ張りだしてくるようなフードが現れました。
ライカの90ミリ・135ミリ用フードを標準50ミリ用くらいに加工しているのです。これもいつ切られたのか不明ですが、ライツ製品は現行品当時からそれなりなお値段がしていたはず。
切ってしまって勿体ない~という意味合いで話題にしているわけではありません。加工した持ち主さんに何らかの理由があってされたことでしょうし、加工後はそのスタイルで役に立っていたのでしょうから。
ただ、ニコンとライカ、日本とドイツの人気メーカーのフードでこうして同じように切って加工されているものが、今 我楽多屋に揃っていることに何か不思議さを感じているだけのことです。
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