我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年9月14日 (木)

豪州から来たジャンク品

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豪州からの仕入れ?

仕入れというのは大袈裟ですが、1ケ月くらい前のこと豪州に居る兄からの連絡で「ニコンのスピードライトSB-400のジャンク品(発光しない)は要るか?」と聞かれました。

「要らないのなら引き取るが、来日時にわざわざ荷物に加える手間やそのスペースを考えたら勿体ない…」と思うと返事をしました。

すると、「愛着を持って使っていたものを簡単に捨てることが出来ないので、もしどこかで誰かの役に立つのであればそうして欲しい。自分も部品取り用のモノが欲しい時があるので」とのこと。

で、数日前に現物を受け取りました。

 

兄から最初に問合せを受けたのと同じ頃、ときどき物々交換で品物を持って来てくださる方がカメラを数点持って来られました。

簡単に検品をしていたら、私が2回目のシャッターを切った瞬間に不動となってしまったカメラがありました。私が申し訳ない気持ちと、タイミングの悪さ(機械というものは壊れる直前までは動いている)の現実をご理解いただきたい旨を話していると、お客さんが「どうしましょう、持ち帰りましょうか?」と言われました。引き取れないという意味ではなくて、結局はジャンク品扱いになってしまうことをご理解いただきたかった旨を改めて伝えると、お客さんが「いつもジャンク品ばかりで申し訳ないです。助かってるんです」と言われたので、安心しました。

 

また、その少し前にはカメラ・写真関係の本をご遠方から送ってくださった方がいらして、「お金は要らないです。もし我楽多屋さんで売れるのであれば、その分は販売手数料としてお納めください」とまで言ってくださいました。この件は一度話題にしていますよね。

その後、普段より安めな設定にして販売することでほぼ売り切ることが出来たので、送っていただいた時の送料分くらいはお支払いすることが出来ました。

 

もうひとつ、先週は「写真機材を整理していますが、フィルターやフード等を引き取ってくれる所がありません。価値のないものばかりかもしれませんので、買取っていただかく必要はないのですが、このままゴミとして出してしまうのも勿体ないきがしましたので、ご迷惑とは思いましたが送付いたしました。不要だと思われましたら、ご面倒をお掛け致しますが廃棄していただけないでしょうか。無理を言いますが、よろしくお願い致します」と、カメラ関係のアクセサリーを送ってくださった方がいらっしゃいました。

確かに中には、我楽多屋でもいつまでも残ってしまいそうなものなどもありましたが、少しお時間をいただいて整理をした結果、僅かばかりですが値を付けさせていただきました。

 

こんな風に我楽多屋には、ジャンク品で遊ぶことや品物を皆で回すこと~そういう感覚をお持ちの方が確実にいらっしゃって嬉しい限りです。その中で橋渡しをするのが、うちの店の務めなんだろうな~と思っております。