セピアフィルターをiPhoneに
1990年代の半ばだったか…コニカがセピアカラー専用のフィルムを出したことがありました。付随してそのフィルを内蔵したレンズ付きフィルム(使い捨てカメラ)もあったはず。
また、マルミなどフィルターを造っているメーカーからは特殊効果フィルターとして「セピア」も出ていました。
デジタルの時代になっても、カラーモードとしてセピアが設定されているカメラも存在しています。
JISの色彩規格で「セピア」とは「ごく暗い赤みの黄」とされているようですが、一般的には茶系の色という表現が適当に思います。
何故にそんなにセピアがウケるのか?はいいとして、そのセピアフィルターが出て来たので遊びでiPhoneのレンズの前にかざして撮ってみようと思いました。
すると、iPhoneの色補正の能力にビックリしました。
まず、iPhoneに何の施しもせずに撮った画像がこれ。
そして、iPhoneにセピアフィルターをかざして撮った画像がこれ。全然セピアになっていませんよね。iPhoneが勝手に色補正してくれたのです。
では、iPhoneにセピアフィルターをかざした直後の色補正を始める前に急いでシャッターを切った画像がこれ。セピアですね。
さらに、色補正を終えた後のiPhoneからセピアフィルターを外した直後に急いでシャッターを切った画像がこれ。セピアを補正するために補色にあたる青味を強める補正をしていた証拠です。
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