我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2023年6月22日 (木)

実店舗だからこそ

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ネットショップじゃなくて実店舗なのだから、人と人が面と向かって接するわけで~そりゃ相性というのもあるでしょうから、すべてのお客さんとあれやこれやお話するのは不可能なことだと思っています。

でも、実店舗だからこそ、あれやこれやお話が出来る部分を長所としたいとは思っています。

長年の常連さんと世間話をするのも楽しいですし、比較的お付き合いの浅めなお客さんとカメラの話を含めて新鮮なお話が出来るのも楽しいと感じています。

 

最近あったのは、私より少し世代が上のお客さんから幼い頃にカメラ屋で見聞きした思い出などを聞かせてもらう機会がありました。ここ数年、何度もご来店いただいていましたが、ゆっくりお話しするのは今回が初めてでした。

私自身はカメラ屋で育っているので、他のカメラ屋へ行ってそこの店のオヤジに怒られたり優しくしてもらったり~なんて経験は皆無です。そもそも、カメラ屋で育つと幼い頃にカメラに憧れを持つ〜ような経験自体がほぼ無いですからね。

もう一つ、最近印象に残ったことは、私より世代が下のお客さんとのこと。ここ最近はかなりご来店頻度が高く、お話もよくさせていただいているのですが、ある時にお買上げいただいたペンタックスのスポットメーターについて、「欲しいなぁ〜と思って、何となく探してはいたんですが、我楽多屋さんで見つけられるなんて!良かった」と言ってくださいました。

普段から「思わぬものを見つけてしまうお店なので楽しく仕方ない〜」というようなことを言われています。

当然、すべての人にそう言ってもらえるような品揃えは出来ませんから、このお客さんの探しものと我楽多屋の品物の相性が良いんでしょうけど、こういうお客さんとはお話をしていてもやはり楽しくなりますね。

 

実店舗だからって、すべてのお客さんとこうしていろいろなお話が出来るとは思っていません。相性もあるでしょうし、そういうのを求めてない人もいらっしゃるでしょうから。

ただ、実店舗へ来られる以上、こちらが「いらっしゃいませ」や「こんにちは」と言ったら、軽く会釈するくらいの反応はしていただきたいなぁと思っています。いいえ、例えば…こちらが何も言わなくてもお互い一瞬視線を合わすなど、お互いが存在を確認する認める~それだけだって十分です。それが出来ないような人、それは他人の家へ挨拶も無しに入って行くのと同じレベルだと思っています、私は。