フォトミックファインダーのバランス
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今年も押し詰まったこの時期に、どうでもいいような~えらい細かな事実に気付いてしまいました。
ニコンF用最初期のフォトミックファインダーを平らな面に置くと、バランスが悪くて傾いてしまうのです。
この状態だとどうしても傾きます。
ふと気付いたのが、上の画像ではレンズにある「カニ爪」と呼ばれる絞り連動爪と連動するピンが向かって一番左側に寄っている状態なのです。
で、そのピンを向かって一番右側(下の画像内、赤い矢印の先)に寄せたところ、微妙なバランスではありますが傾かずに置くことが出来ました。とはいえ、ちょこんと指で触ったりすると傾いてしまうことがしばしば。
そこで、さらに気になったのが傾いてしまう側の左方へ飛び出して付いている、望遠レンズ撮影時に使用するアタッチメント(アクセプタンスコンバーター)。これを外してみました。
すると、さっきの状態よりもいくらか安定して傾かずに置くことが出来ました。完全なバランスではないので、下の画像のように無造作に置くと傾いてしまう時もあります。
その点、同じくF用でもフォトミックTファインダーでは全く気を遣うことなく傾かずに置けます。というか、どんな置き方をしても傾きません。
フォトミックファインダーの微妙な重量バランスに気付いてしまった今年の年末でした。ちなみに、どちらのファインダーにも底キャップを装着していません、電池も装填していません。平らな面と言っても水準器などを使って完全な水平を出している面ではありません。
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