光学式露出計
露出計の種類の一つに「光学式露出計(視野消失式とも)」ってのがあります。
測光したい方向へ向けて覗いた時、その明るさに応じて視覚的に得られた数値などをもとに、換算表を見て露出を判断する方式です。
過去に2件、光学式露出計を話題にしています。
- ライカスコープ→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2022/04/post-9011.html
- フォクトレンダーBRILLANT→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2013/02/brillant.html
下の画像は我楽多屋店内である方向に向けて露出計の接眼部を覗いた時のもの。
この露出計の場合、接眼部から覗いた中には「1」から「17」までの数字が存在しているのですが、画像の時の条件では数字が「8」まで読み取れますよね。
そしたら、本体の可動部を回して赤い矢印(一番上の画像で本体の奥の方に見えています)を同じ数字の「8」に合わせます。次に赤い矢印の下側、縦長の窓(窓の横には絞り値が列記されています)に現れた数値(シャッタースピード)を読み取る~という感じです。
なお、それ以外にも加味するべき条件があるようで、本体には小さな文字でたくさん何かが書かれていますがドイツ語のようだし読み取れません。さらに、フィルム感度がDIN表示なうえ低感度までしか対応していないし...。
って、自分でも何を書いてるのかよく分かってないくらいだから、意味不明な方も多いと思います。すみません。
最後に、よく分からず話題にしましたが、この露出計はBEWIのブランド名で知られる、ドイツBERTRAM社のごく初期の製品と思われ、1930年代初め頃のもののようです。
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