我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2021年10月 5日 (火)

分解と組み立て

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出版されていたことは知っていましたが、今回この本「ジャンクカメラの分解と組み立てにもっと挑戦!」(技術評論社・平成19年発行)を、初めてパラパラとページをめくって中身をチラッと見てみました。

だって、我楽多屋はカメラやレンズをバラして修理したり~綺麗にしたり~ってことはしないで、現状売りをする店だからです。

この件については過去にも触れていますが、そういう技術を持ち合わせていないことが一番の理由なんでしょうが…(>_<)、使える状態のジャンクカメラを騙し騙し使ったり、使える機能の範囲で使おう~という人もいらっしゃるわけで、そういう人向けの店が我楽多屋だからです。

カメラいじりの腕に自信がある人にとっては、うちの店が下手に修理などしてしまうと、そういう人たちの楽しみを奪ってしまうことにもなってしまします。

でも、カメラやレンズいじりって、気を付けないといけない向きもあります。

この手の本を頼りに興味本位でカメラやレンズをバラしまくって元に戻せなくなると、それは有限な過去のカメラ遺産を潰していってしまうことにもなるからです。買ったカメラやレンズを自己責任でやるのであれば、決して誰にも咎められることでもないのですが…。

いいことがこの本の一番最初に書いてありました。

『本書はあくまでジャンクカメラを分解して遊ぶための入門書です。「壊してもいいや」くらいの気持ちがないと、素人分解はできません。ですから、本書を参考に分解をして元に戻らなくなっても、著者および出版社は、一切責任を取りません。元に戻せなくなるのが嫌なら、プロに頼みましょう』と。

そう、修理にはその道のプロがいるのです。この業界において、修理のプロの存在はとても大切だと私も考えています。

上手くまとめられていませんが、昔のカメラやレンズが有限であることを忘れずに楽しんでいただければいいなぁ~と思います。そして、そのカメラやレンズが何らかの形で次の人のところへ旅立つ可能性もあるわけなので、なるべく良い状態を保てるような心がけを!と。

 

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