キヤノン・キャノン
Canonが発音の通りに「キャノン」じゃなくて「キヤノン」と表記することや、FUJIFILMも発音通りに「フジフィルム」じゃなくて「フジフイルム」と表記することは、既に多くの人がご存知のことと思います。
これらの会社が登記した昔、商号に拗音や促音など小さく表記する文字を使えなかったという事情が実際にあったようですが、その後もこれらの会社が表記を変えずにいるのはそれぞれに会社の考えがあるのだろうと思います。
キヤノンの場合は拗音の「ャ」表記すると、その上に空間が開いてしまうことを嫌ってだとかだそうです。
さて、私もかつて少しだけ広告制作に携わる仕事をしたことがあるので、こういった表記や各媒体における統一表記などが気になってしまうことが今でもあるのですが、古いカメラ雑誌を見ていたら、専門誌であるにも関わらず記事内で「キャノン」と小さい「ャ」で表記しているので気になりました。
この雑誌、他の部分では「買えなかつたキャノンファンにとつては」と撥音は大きく「つ」表記をしていたり、「アッピール」と表記したり、時代を感じる表記があるんですけどねぇ。
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