青変!?
もともと一眼レフカメラのファインダーはペンタプリズムで作られていましたが、AF一眼レフの廉価版が大量生産される時代になると、その手の機種にはペンタプリズムに代わって、ダハミラー(ミラーペンタともいう)が使われるようになります。
光学的な性能だけをみればペンタプリズムが勝るのは間違えないのですが、コストや重量などを考慮するとダハミラーの利点もあるわけです。
それぞれの中古市場における問題点というか劣化点を挙げると、ペンタプリズムの場合は蒸着反射面の経年劣化や押さえのモルト劣化による腐食などのために、ファインダーを覗くと腐食したような汚れが気になるようになります。ただこれは、長い時間による経年変化とも言えます。
しかし、ダハミラーの場合はわりと短期間のうちに変色する傾向があるようです。
今まで、ミノルタα-Sweet系を中心にファインダーを覗くと黄変した個体を何度か見たことがありました。
が、今回の個体は青変していました。
レンジファインダーカメラでは、時々「少し青みがかったファインダーの方がキリッと締まった感じがして見やすい~」なんていう人もいらっしゃいますが、これはどんなもんでしょう!?(>_<)
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