我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2018年1月 6日 (土)

二代目の値付けが~

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少し前に物々交換で品物を置いていかれた常連さんが、改めて値を付けて我楽多屋に並べられたその品物を見て、「さすが!二代目の目利きも買取名人の域に達して来ましたかねぇ(笑)。もともと私が他の店で買ったときの値段とほぼ同じ金額を付けてますよ」と言われました。

かなり珍品系の品物の値付けについてだし、これは褒めてくださっているのですよね!? 素直に喜んでいる、私ですが(^^)

ふつう中古品を売り買いしていると、お客さん側から見れば「俺から○○円で買ったモノを××円の値段を付けて売ってる!ずいぶん儲けやがんだなぁ~」的な見方をされることも起り得るわけです。

お店側からすれば、整備点検代や在庫のリスク、当然儲けも必要ですから、それなりの上乗せをしないといけません。また、店によって儲け幅などが違うのも事実です。さらに言えば、在庫リスクというのは相場の下落を含めた問題もありますから、品物によっても儲けの幅は違ってきます。

幸いうちの店の場合、アローカメラは買取り専門ですから、買取った品物は業販がメインです。買取ったものをウインドウに並べて売るようなことは基本ありません。

アローカメラで業販しにくいものが並ぶ我楽多屋は、ふつう個々に値付けの出来ないようなものを安価で販売する店ですから、前述の買取価格と店頭価格のギャップで云々というようなことは滅多にないのです。

今回の物々交換では、前の所有者である常連さんが改めて付けられた値を気にするような出来事が起きたわけですが、決して不機嫌な思いさせたわけではなくて感心していただけたようなので、中古カメラ屋としては何よりなのです。

 

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*田中長徳写真集「WIEN MONOCHROME 70's」の特別販売をアローカメラ&我楽多屋のウェブ限定で行なっています(1月15日まで)。→https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2017/12/wien-monochrome-00d4.html