ENSIGN FUL-VUE
宮崎駿監督の映画に出て来る妖怪のような恰好をしたカメラです。
イギリス製のエンサイン・フルビューというカメラ。このモデルは1946年頃から4年ほど作られていたモデルのようです。
二眼レフタイプのボックスカメラで、120フィルム使用の6×6判。
手のひらにも乗るサイズですが、黒い結晶塗装の金属ボディゆえに、オモチャっぽさはなくて、やはり妖怪っぽいです(笑)。
シャッタ―速度はバルブと単速のみ。レンズ絞りは固定でヘリコイドもないのですが、レンズをわずかに前方へ引き出すことが出来て、いくらか近接の撮影も可能なようです。
あるサイトの情報によると、通常2メートル以遠にピントが合うのに対して、引き出すと1メートル付近に合うらしいです。
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