チェコスロバキア製カメラ
Flexaret(フレクサレット)はチェコスロバキアのメオプタ社製の二眼レフ。
二眼レフってカメラは直方体にレンズ2個って体裁で、見た目の個性をあまり出せないカメラですが、フレクサレットは二眼レフの中ではイケてる方ではないでしょうか!?
画像のカメラはⅥ型。黒ボディにグレーの貼り革、貼り革の形状もちょっと特徴的。シーソーのようなピントノブも独特。
機能的にもシャッターボタンの位置がボディ中央にあったり、裏蓋開けないと空シャッターが切れないようになっていたりとか、凝ってます。
その裏蓋は下側が蝶番で上側から開くのだけど、ノブにロック機能があってノブを回してロックを解除してから、ノブを押し込まないと開かないようになっていたりもします。
言い方をかえれば、お作法を知らないと、検品とか出来ない感じです。
また、他メーカーの二眼レフでもありますが、35ミリフィルムを使えるようにするアタッチメントも用意。
ただ、このカメラはピントフードの「meopta」マークがある銀色の部分だけも開くようになっていて、35ミリフィルム使用時にアイレベルで覗く際は、ここを使用出来るようにあらかじめデザインされています。
メオプタ社はレンズ交換式のレンジファインダーカメラ「オペマ」も製造していて、これも昨日紹介したフランス製のFOCAのように、ライカに迎合することなく~スクリューマウントなのに独自の38ミリ径だったりします。
チェコスロバキアもそういうおフランス的なところがあるお国柄なんでしょうか!?
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