我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2017年2月20日 (月)

PEN-EM

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かつてオリンパスの人気機種だったフィルムカメラの「ペン」は、35ミリフィルム使用のハーフ判カメラのシリーズ。

なかでも、このPEN-EM(1965年)はシリーズ内で唯一、自動巻上げ・巻き戻しを謳った機種でした。この機能が一般化する10年以上も前に先陣切ったような出来事。また、新機能はそれだけではなくて、コパル製の電子シャッターも採用していました。

しかし、新技術を押し込み過ぎたことに問題があったのかどうか…故障も多く発生したようで、製造期間半年ほど・販売期間も約1年で、その寿命を終えてしまいます。

その間に5万台ほど製造されたといいますが、当時から故障が多かったようですから、現在動作品が出てくることは非常に稀。稀中の稀。

で、これも不動品...。

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ペンなのに大きいとか、伝説の米谷さんが関わっていない機種だとか、いろいろと言われますが、日本カメラ史の1ページであることには間違いなく、何故か惹かれるカメラであります。

 

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