宇宙ステーションのカメラ
高校の同級生で、大学に残って何やら研究を続けている友人がいます。大気圏の上の方の研究をしていて、内容を説明されても一般人には良く分からないことばかり。
その友人から先日ある相談を受けました。宇宙ステーションで宇宙飛行士の油井さんが使用していたのと同じ撮影機材を揃えたいとのことでした。
宇宙ステーション内では、いろいろな機関から依頼された観測や実験などをしているらしいのですが、その結果として送られてきた撮影画像を地球上で分析するにあたって、なるたけ同じ条件にするために機材も同じにしたいのだと。
内容は、カメラボディ1台とレンズ2本。
レンズはまだ現行品なので新品でも調達できるものでしたが、ボディは既に1世代型遅れ(間もなく2世代型遅れになる)になってしまっているので、中古でないと調達できない内容でした。
こんなところでも、デジタル時代になってモデルサイクルが短くなった弊害?が出ているのかもしれません...。
しかし、日々四谷荒木町で小さいカメラ屋を営んでいる身としては、地面を離れて遥か彼方の壮大な話に初めて触れられた一瞬でした。
上の画像、もともと参考に送ってもらった画像サイズが極小だったので、見づらくてスミマセン...。
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