不正改造品
ニコンのデジタルカメラ関連で腹立たしいニュースが流れて来ました。不正改造したボディがネットオークションで流通しているというのです。
詳細は、ニコンからのアナウンスやニュース記事をご覧いただくとして、「D4」を「D4S」、「D7100」を「D610」に不正改造しているのだそうです。
改造といっても、名板を変えただけだと思われるのですが、実際に外観は似ているのでだまされてしまう人もいらっしゃるのでしょう。
ブランド品のバッグなんかと違って、フィルムカメラの時代からカメラの偽物ってのはほとんど存在していませんでした。
それにはそれなりの理由があったんだと思います。例えば、悪巧みをする側にとって造ったとしても容易でないとか、見合った利潤が取れないとか。。。
ただ、現状のデジタルカメラの場合は今回のパターンのように、外観の変化が乏しい新機種であれば旧機種にちょっとした小細工ででっち上げられるとか、ネット販売であるとか~、悪巧みをする側には好都合な条件が揃ってしまっているんでしょうね。
このニュースを聞き、これを話題にするにあたって、私の考えた悪巧みは画像のような悪戯。
ニコンFAボディの刻印の上に、プリントしたF6の刻印を貼り付けてしまう~というミエミエの悪戯。
でも、間違えられると怖いので、このままウインドウには並べませんけど...。
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