我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2014年12月15日 (月)

四谷の新鋭

Img_1939

近頃、日々買取名人学の方で古い写真をちょくちょくアップしているのは、来年9月に買取名人野田康司が独立してアローカメラを始めて50年目に突入するのを機に、1~2月の2ヶ月間、荒木町の喫茶店「私の隠れ家」さんで、写真展「荒木町・舟町でアローカメラ50年」を行なう予定だからです。

そのための古い写真を探している時に出て来た、面白い写真をネタにしていました。

今日の画像は、アローカメラ開店1周年の時のチラシです。「四谷の新鋭」も、来年で50年です。。。

まずは軽くジャブを!「フィルムお返し」って!?

フィルム返されても困るだろ!か、現像後のフィルム返してもらって当然だろ!って言いたくもなりますが、いやいや~そうではなくて、現像出しをしたら同じ種別のフィルムを1本差し上げる~というサービスですね、実際は。

そんなことよりも、注目すべき部分がありました。

このチラシは、1967年のモノです。カラープリント1枚70円80円!

高っ!!ですよね。今の倍かそれ以上。

大卒初任給が3万円程の時代ですから、いかにカラープリントが高価だったかが分かりますよね!

買取名人の話しでは、1970年大阪万博でカラープリントは一気に波及したそうで、それによって価格もこなれて来るんだそうです。その金額は今とほぼ同じで35円程。以後、0円プリントとかいう価格破壊が起こった一時期を除けば、カラープリント代って長年横ばいなんですよ、実は!

何が言いたいのかというと、物価が上がったことを考えれば、プリント代って決して高くはなっていないんですよね。

 

*アローカメラ&我楽多屋のFacebookページ(http://www.facebook.com/arrowcamera)、買取名人について語るブログ「日々買取名人学」(https://camera-kaukau.lekumo.biz/dailymeijin/)も合わせてご覧いただけると嬉しいです。