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2014年11月20日 (木)

ニコノス Ⅰ

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ニコノス(NIKONOS)は、ニコンが製造していた全天候型カメラに付けられたネームです。

ファーストモデル(後にⅠ型と呼ばれる)から、Ⅱ型~Ⅲ型~Ⅳ-A型~Ⅴ型と進化して、AF化されて水中専用に特化したRS型でその歴史に幕を閉じました。

特に水中での撮影においては、水中でのフィルム交換が不可能なことから、そういう条件下でこそ、撮影枚数を稼げるデジタルに大幅な利点があるのは明白。

また、高感度対応などでもデジタルにも軍配、水中ハウジングの高性能化などもあるのでしょう。デジタル化はせずにニコノスシリーズ終焉となってしまいました。

そのニコノスですが、Ⅰ型はもともと、フランスの潜水用品メーカー・スピロテクニーク社が開発販売した「カリプソ」という全天候型カメラが原型になっていて、その権利を譲渡されたニコンが一部に手を加えて販売したカメラなのです。

その後はニコンのもとで進化していくのですが、「カリプソ」の原型はⅢ型まで引き継がれていきます。

ただ、スピロテクニーク社からニコンへ製造が譲渡された経緯については、あまり詳しい資料がありません。例えば...金に任せて買取ったとか、、、!?。でも、しばらくの期間、双方の技術者が共同で開発をしていた~という事実もあるそうです。

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さて、Ⅰ~Ⅲ型までの特徴に、フィルムを交換するためには、画像のようにレンズを外したうえで、本体部分を上方に引き抜くような形状になっている点があります。

また、Ⅰ型のフィルム巻上げとシャッターが動画のように特徴的な方法です。レバーを押して巻上げ&シャッターチャージ、さらに押し込んでシャッターが切れる~というような仕組みになっています。

ニコノス 巻上げ~シャッター
YouTube: ニコノス 巻上げ~シャッター

 

過去に話題にしたニコノスのブログ記事がいくつかあったのでリンク貼っておきます。

 

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