酒の肴に学研フレックス
先日、お台場で行われていた「オクトーバーフェスト」という、ドイツビールの祭典でのこと。
隣りの席にいた若者の一人が、学研大人の科学の付録「学研フレックス」を持っていました。
そのうち、そのカメラが話題になり、同席していた若者のうちの一人(まだそんなに親しくなさそう)が、おそるおそるカメラを手に取って、カメラを構えたり観察していました。二眼レフという形がとても新鮮らしい。
上の画像がその光景です。あっ、これって完全に盗撮ってやつですかぁ!?(笑)
この知人さんはカメラ自体に疎いらしく、持ち主からいろいろと話を聞いていましたが、自分には扱えないなぁ…という風に持ち主に返してました。
前述の「おそるおそる」の部分、自分で学研フレックスを組み上げたことのある私の場合、その質の危うさから「おそるおそる」触る感覚なら理解できます。
しかし、今回のお隣さんの場合は、フィルムカメラ自体を扱った経験の少ない初心者が、どう扱ったらいいの?的な「おそるおそる」だったと思われますね。
こんな風に人が集まる時に、フィルムカメラを持参してカメラの話題をすることによって、新たに興味や関心を抱く人もいるかもしれないわけで、これは、フィルムや現像の環境を少しでも良い方向へ導くための地道な布教活動みたいなもの。
皆さんドンドン試みてください。
上の画像で学研フレックスが良く見えていないので、いちおうアップしておきます。左は白い張り革でカスタマイズしたもの、右はオリジナル。