3W
昨日紹介したオリンパスのワイドに関連して、今日もワイドねた。
これも稀少な「カロワイド」です。
コルゲンコーワのコーワが1955年に販売したカメラです。登場の背景には、多分にオリンパスワイドをライバル視していたそうです。というわけで、画像でもオリンパスワイドを背景に置いてみました(笑)。
ここにあるカロワイドは、貼り革が剥がれてしまった「きったねー」仕様なんですが、かつて、魅力的なフードとして紹介したこともある専用フードと、地味に専用を主張しているフィルターがセットされていたので、スリーショットでシャッターを切ってみました。
ボディ、フード、フィルターともに、「Kallo-W」の文字が入っています。こんな些細なことが、マニアには堪らないことなんですよね。
カロワイドのアクセサリーとしては、私の苦手なコンツールファインダーというのも存在しますが、私の知る限り、コンツールファインダーには「Kallo」だけの表記で、「Kallo-W」とは表記していません。
ちなみに、カロワイドの後ろに置いてあるオリンパスワイドは、ボディ前面にちょっと大き過ぎない?と思えるくらいの「W」のエンブレムが付いています。
例えとしては筋違い?と言われてしまうかもしれませんが、「W」の表記は、かつて自動車のパワー競争が激しかった時代に、「TURBO」のエンブレムやデカールが誇らしげで嬉しかったのと、似ているような似ていないような。。。感じがします。