四谷のスカイツリー
雑誌などで見掛ける通信販売の広告に、カメラメーカーでもレンズメーカーでもない、聞いたことの無いブランド名が付いた超望遠レンズが出ていることがあります。
600ミリだ、1200ミリだとかを謳い文句にしているモノです。値段は安いようで高かったりしますが、まぁ、その捉え方は人それぞれですので、これ以上は語れません。
買取りをしていると、この手の中古レンズもカメラ本体やレンズと一緒にやってきて、引き取ることが時々あります。正直、この手のレンズだけでは値付けが難しい…というのが現実ですが。
今、我楽多屋店内中央のテーブルに、RELIANCE 500mm/F8(ミノルタMDマウント)というレンズがあります。マウントがM42やニコンあたりなら、遊びで~という人もいらっしゃるでしょうが、キヤノンFDマウントとミノルタMDマウントは少々厳しい。
といっても、マウント交換式のTマウントなので、別のTマウントアダプターがあればいろいろなボディで遊ぶことは可能です。
そこへ、がらくた整理をしていたら、ミノルタMDマウントのくたびれた雰囲気の3×テレコンが出て来ました。これも一緒で値段もそのままでいいや~と、その500ミリに付けて(1500ミリ換算!)、テーブルに戻してみました。
高さが増した上に、上層部に展望台のような膨らみ(テレコン部分)が出来たものだから、その見た目が、まるで建設中の東京スカイツリーのように見えなくもない。。。
このレンズとテレコン合わせて高さ(長さ)約500mm、12月11日現在514mのスカイツリーには遠く及びませんが、四谷荒木町の店内でそびえたっています(笑)。