謎のZunow
雑誌広告掲載誌の最新号(アサヒカメラ10月号)が届いて、ページをめくっていたら、飯田鉄先生の顔写真が大きめに載っていたので、「おぉ~」と思いながら、その記事を読もうとした瞬間、店のドアが開いてお客さんが入ってきました。
思わず私は「ビックリした!」と言ってしまいました。なんと、店に入って来られたのは、飯田先生だったのです。
飯田先生、アサヒカメラ10月号のグラビアに11ページにもわたって、「博物譜」と題した作品が掲載されています。
で、その数時間前に買取り依頼のあった不思議な?レンズを飯田先生にも見てもらいました。苦笑いしながら「これは、珍品ですね」と。
Zunow(ズノー)といえば、マニアの間では伝説的にも扱われているブランドで、一番有名なのが、銘玉ズノー50㎜/F1.1です。
でも、ここにあるのは明らかにその本家ズノーではありません。マウントはニコンAIで、80-200mm/4.5。
詳細は不明ですが、推測するに1970~80年代のモノではないかと思われます。「JAPAN」の刻印があるので、日本製でしょう。鏡胴はどこかで見たことあるような雰囲気。コシナ?トキナー?良く分かりませんが、、、飯田先生曰く「キロンっぽい?」と。
幻のブランド「Zunow」を名乗るなんて、それに、フロントキャップには本物そっくりなロゴマークも入ってます。立派な度胸をしたレンズです。