季節モノでは・・・
昨日17日、東京はついに梅雨が明けました。いきなり痛いくらいの真夏の日差しが照りつけた都内でした。
そんな梅雨明け当日の午後、飯田鉄先生がご来店。
「暑いですね」の挨拶に始まり~。「こう暑かったり・蒸してると、フィルムカメラでジックリ撮影する気にならない・・・という人もいるんですよ~」なんて話を飯田先生にすると、「私はジックリ撮らないから~」と笑いながら返されてしまいました。
確かに、スローカメラを感じながら、一枚一枚をジックリ撮るのを楽しむのはアマチュア寄りの感覚かもしれませんね。
「でも、フィルムカメラが季節モノになってしまうのも困りものです。。。」と私が言うと、「じゃあ、これは季節外れですか・・・?」と飯田先生がバッグから取り出されたカメラは、フォクトレンダー ベッサ66。
6×6判のカメラでありながら、そのコンパクトさは抜群で、小型の135ミリカメラと大きさはほぼ同じ。例えば、レチナのⅠ型あたりと大差ありません。
でも、よーく見たら、蛇腹がツギハギだらけでした。
劣化が激しく蛇腹を開け閉めする際に、時々穴が開いてしまい、そのつど懐中電灯を照らしながらパーマセルテープで穴を塞いでるんです~とのこと。
「そう手がかかると、ある意味かわいくなるんじゃないですか?」と言うと、苦笑いされながら、まんざらでも無さそうな感じでした。
みなさん、夏本番です!暑さに負けず、カメラを持ち出して遊んでください。