我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2010年3月17日 (水)

偽のニュース

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先日、こんなニュースを見つけました。グルジアの政府系テレビ局が「ロシア軍がグルジアの首都トビリシに侵攻し、大統領が殺害された」などという偽のニュースを流したというもの。

番組の最初と最後に仮想シナリオであるコメントはされたらしのですが、その間の20~30分程は画面上に字幕が出ることもなく放送され、勘違いした市民が避難するなどパニック状態になったそうです。

テレビ局側の真意は、「最悪のシナリオを検証し、ロシアの企みを防ぐためだった」ということらしいですが、いろいろな憶測もされ、正確なところは不明なようです。

 

このニュースを聞いて、最近時々お客さんと話していたこんなことを思い出しました。フィルムの行く末を憂えているフィルム派の皆さんでも、実はその大多数の人は「そう簡単にフィルムが無くなってしまうことはないだろう」と決め付けて安心しているはず!?と。

確かに、頼みの綱であるフジフィルムさんも、「写真文化の継承の為にも継続して~」みたいな発表をされていますしね。→http://fujifilm.jp/information/20060119/index.html

ただ、需要があって供給されるもの、勝手な決め付けで危機感を持たずにいると、いよいよ需要がないなら、供給をやめよう…なんて話になりかねませんよ。

こうなったら、フジフィルムさん!ここらでいっちょ、「もうフィルムやめようと思います」とか、「需要が増えないようならフィルムやめちゃいますよ!」くらいな宣言をしてみてはどうでしょうか!?もちろん、それは偽報道としてですけどね(笑)。そしたら、案外とフィルム派の皆さんが慌ててフィルムを使い出す~!なんて、活性化につながるかもしれません。

と、変な書き方をしてしまいましたが、裏を返せば。。。そのくらい、フィルムの供給も危うい可能性があるかもしれない!ということ。そりゃ、突然供給がストップすることは無いにしても、フィルムの値段、現像料などが、突然倍増なんてことはあるかもしれませんよ。