この騙し騙しはきつい
我楽多屋は中古カメラ屋の中でもかなりマニアック系の店のようです。それでも、フィルムカメラに触ったことさえないという超ビギナーの方が来店されることもあるのです。
そういう場合、フィルムカメラに関する事前知識が全く無いような人の場合は「自分なりにこんなカメラが欲しいとか使いたいとか、こんな写真を撮ってみたいとか~もう少し勉強されてからご利用いただいた方がいいと思いますよ~」なんて、厳しい言い方をしてしまうこともしばしば。
また、店内の品物ほぼ全部が現状売りであることや、多少のトラブルがあってもそれを理解した上で騙し騙し使えるような人向けであることを伝えるようにしています。
ビギナーさんでも、それらを理解してくださって話を進められる時は私なりのアドバイスなどをさせていただいています。
で、このカメラ。巻上げレバーを回して放した途端にシャッターが切れてしまいます。それでスローシャッターが粘っていたり、まともにシャッターが動作していなければ、まともに使えない~という判断で話は終わりなんですが…。いちおうシャッターはそれなりに切れるのです。
ということは、巻上げレバーを回した状態で保持して、今だ!シャッターチャンス!という時に指を放せば使えないことない…わけです。
でも、これは前述の「騙し騙し使う」のレベルの域を超えているので、不動品と同レベルの値付けをしています。
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