刻印にエージング加工
焦点工房さんが販売しているライカフード「IROOA」の復刻モデルには、シルバーとブラックペイントの2色が用意されています。
昨日お客さんが見せてくださったのは、ウェブには載っていないブラックペイントにエイジング加工(手磨き)が施された貫禄仕様。中古カメラ市に出店していた焦点工房さんで直に購入されたそうです。
ただ、エイジング加工されているのはフードの先端部と後端部のみ。刻印された文字には真っさらな白塗料が落とされていて、目立ち過ぎるのが気になったそうです。
そこで、刻印部は自分でエイジング加工をされたそうで、実に良い感じに年季が入ってる風になっています。先端部と後端部以外にも偽貫禄加工を追加されているので、何十年も使い古したようなフードになっていますね。
今回文中で「偽貫禄」と「エージング」を使い分けましたが、偽貫禄は簡単な上塗りなので簡単に元に戻せる加工、エージングは方法には拘らない貫禄加工(元に戻すことが不可能だったり難しい加工)という観点で区別しました。
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