我楽多屋で買った    モノ・マガジン

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2019年11月19日 (火)

TATE YOKO

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う~ん(>_<)、こんなカメラがあったとは(゚д゚)!

フジフイルムのコンパクトカメラを動作チェックしようとして、背面にある見慣れない『たて』『よこ』という表示に「何だ?何だ?」と思いました。

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シャッターボタンを半押しすると、『よこ』の文字の上にある窓が緑色に点灯しました。へぇ~!じゃあ~と思って、縦位置にしてシャッターを半押しすると、今度は『たて』の文字の横にある窓が赤色に点灯しました。

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でも、そんなことは教えてくれなくても分かるよなぁ~という感じ。

早速検索してみたところ、デート機能で写し込む日付の位置を縦位置と横位置の場合で自動的に変えてくれるカメラなんだそうです。

背蓋を開けると、ご覧のようにデーター写し込み用の窓が二つありました。どうやら、背蓋の中に水銀スイッチが仕組まれていて、それで縦横を判断しているそうです。

Photo

で、このカメラの名は「AUTO-8 QD TATEYOKO」

気の利いた機能だと思うのですが普及しなかった事実をみると、製造上のコストや手間に見合った販売上のアピールポイントにならなかったんでしょうね。

そして、一つ興味深いことがありました。

私はカメラを縦位置に構える時にシャッターを切る右手を下側に構えるので、このカメラの「たてよこ」機能をすんなり受け取ることが出来たのですが、シャッターを切る右手を上側に構えた場合に、このカメラは「たて」位置判定をしてくれません。なので、右手を上に構える人の場合は、横位置の場合と同じで長辺の右下に写し込まれてしまいます。

昔のブログ記事(https://camera-kaukau.lekumo.biz/arrow/2009/06/post-fc32.html?)で話題にしていますが、縦位置の際に右手を上に構える人の方が多いみたいなんですけどね。

最後にこのカメラのデート機能も多くの前世紀のカメラと同じで、設定出来る日付が2019年までです。ご注意の程を(^^;

 

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