BABY MINOLTA
1935年、「寫眞はまづ‼ベビーミノルタから」というキャッチコピーで売り出された、ベークライト製ボディのベスト判(127)フィルムを使うカメラです。
そのキャッチコピーから分かるように、初心者向けという位置づけ。
さらに、当時の宣伝を見ると「新しく寫眞を初められる方や、少年少女の方達が容易に、そして立派に、美しい寫眞を撮影する事の出來る『ベビー・ミノルタ』です。楽しい想出の寫眞日記は皆様のお手で愉快なシャッターの響と共に生み出されます。」とありました。
さらに、レンズに関する案内を抜粋すると「単玉として是れ以上を望む事の出來ぬ高級品で、単玉の通癖たる圍邊部の線の歪みは機体背部の湾局面によって完全に匡正されて居ります。焦点は常焦点になつて居りますから2米以上は遠方までハツキリと寫ります。」とのこと。
昔の説明文って面白いですよね。
そして、ベビーミノルタにはいくつかの僅かな仕様違いが存在するようで、初期寄りの個体のシャッタープレートのデザインが凝っていて魅力的です。
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