期限切れ後40年は...
半月ほど前にFacebookページ上で、「40年ほど前に期限が切れたフィルムを差し上げます!」ってアップしたら、一番に名乗りをあげてくださったのが写真家Kさんでした。
その後、私の方からKさんに約束通り5本差し上げたところ、既に他の写真家Tさんと密約を交わされていたようで、そのうち3本はTさんの手元へ行くことになりました。
で、一昨日のがらくた市で開催の恒例の田中長徳先生トークショーの中で、そのフィルムの撮影・現像結果が報告されました。
Tさんの報告では~これで太陽を見られるくらいにフィルムベースが真っ黒にカブっていて、そのうえに像が乗っているような感じなので、まずプリントは不可能に近いだろうとのこと。
でも、スキャンすることは可能だったというので、見せていただいたのが今日の画像です。
Tさんの結論は~期限切れ後40年も経過したフィルムはモノクロでもさすがに難がある。ただ、スキャンすることは可能でそれなりの状態で見ることが出来るようになる、ってことでデジタルの技術は素晴らしい。
また、今回の検証にあたって、そのフィルムの保存環境などは不明なのと光線カブリについては検証の限りではありません。
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