ビッグM6
ライカM6には、通称で「ビッグM6」または「ビッグネーム」とか呼ばれているバリエーションがあります。
まさか!?ですが、ボディサイズがオリジナルよりビッグだったりはしません。性能・仕様は通常のM6と同じです。
通常はボディ正面に「LEICA」「M6」と2行に刻印されているネームが、「ビッグM6」と呼ばれるボディでは「M6」とだけ刻印されています。よって、通常のものより「M6」の文字が少し大きいので、そう呼ばれているのです。
どうしてそういうモデルが存在するのか?詳細は分からないようですが、M6が発売されて数年目の1988年に、社名がLeitzからLeicaに変わります。ちょうどそのころ製造されたものに少数存在するようです。
社名が変わった時、正面中央に貼られたあの赤丸マークの中の文字も「Leitz」から「Leica」に変わるので、赤丸の「Leica」と刻印の「LEICA」がダブるのを嫌って「M6」だけにしたんじゃないか!?なんて推測もあるようですが、真偽は分かりません。
そのあとすぐに「LEICA」の刻印が復活しますし、M7以降からまた「LEICA」の刻印が無くなってビッグネームが通常になりますからね。
で、こんなビッグM6の話題をすると~ついお遊びしたくなるのが悪い癖。猛烈にビッグネームなM6に仕上げてしまいました。念を押して言います、下の画像のM6はお遊びですからね!
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