僕の夏休みカメラ
かのツァイスイコンが大衆向けに造ったカメラだそうです。
1958年に登場の「ikonette」。
まず、プラスティック製のボディはその色が特徴的。青味がかった薄いグレー。ちょっとばかしトイカメラっぽいけども、良く見ると弧を描く独特な形状のボディ。そして、レンズの横に大きく位置するレバー。
当時は多分に女性をも意識したデザインだったような記録もありますが、今となっては、フィルムカメラ自体がマニア傾向強く、40代半ばの男の私が反応してしまう時代。
少し肩の力が抜けたようなお気楽な雰囲気から、夏休みに持ち出したくなる~ってのが第一印象です。
ボディ前面の大きなレバーを下方へ1回ストロークさせると、フィルムが巻き上げられてシャッターチャージされます。そして、もう1回同じく下方へストロークさせることで、シャッターが切れます。この仕掛けも便利でお気楽でいい感じ。
そういえば、数年前のゴールデンウィークにフジペット35を持ち出した感覚に似ているような。
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