傾きが気になって・・・
50年は前のものと思われるセコニックの露出計、「マイクロクリップオンmodel-136」の取扱説明書。
表紙をめくると、銘機キヤノン4Sbに装着された「マイクロクリップオンmodel-136」の写真がドン!と載っていますが…。
よーく見ると、カメラの上で露出計が斜めになってますよね? カメラと露出計の隙間が、向かって右側へ行くほど広くなってる。気にして見ると、どうしても不恰好。
わたし的には、こんな風に傾いた写真をそのまま取扱説明書に使っちゃうんだ!?と不思議で仕方ないんだけど、当時はこんな感じでもOKな、、、大らかな時代だったってことでしょうか。
そんな話をカメラマンのお客さんとしていたら、有りのままを撮るのがカメラマンの仕事なら、勝手にいじることは出来ないので、これをそのままOKした制作担当者がスゴイ!なんて流れに。。。でも、やはりそういう時代だったのかなぁ~。
もうひとつ突っ込み入れると、この取扱説明書の表紙と裏表紙には、この露出計の形をイメージしたイラストが使われているんです。そのくらい、クリップオン型であることがウリなわけなんですよね。
だったら、斜めに乗っかった写真には気を遣って然るべき~だし、ホントに斜めってるなら、表紙と裏表紙のイラストも斜めったものにしなくちゃ~なんて。今風?な嫌味な突っ込みを入れたくなってしまうのでした。