我楽多屋で買った    モノ・マガジン

Powered by Six Apart

« 250台の一眼レフが | メイン | セルフタイマーと新婚旅行 »

2011年8月 4日 (木)

イタリア二眼

P909 
正面上部ネームプレートの文字がイマイチ読み取れない上に、全体のデザインから、ロシア?東欧?のカメラ!?なんて、疑ったりしてしまいましたが、これは「イタリア」製のカメラです。

ミラノにあったイタリア最大のフィルムメーカー「フェラーニア」が作った、かなり簡易タイプの二眼レフ「elioflex2(エリオフレックス)」です。

それを知ると、シャッタースピードと絞りのダイアルが、ローライフレックスみたいに二つのレンズの中間部脇にあって凝ってる~とか、ボディ上面から背面に向けてのラインやアールが微妙に傾斜していてキレイ~とか、見えて来てしまって、、、「イタリア」というイメージが無理矢理そう見せているのか!?と不思議な感覚です。

しかし、ファインダーでピント合わせが出来ない目測式なので厳密には二眼と呼んでいいのか微妙。それは、フォクトレンダーのブリリアントや、ロシアのルビテルと同じ感じ。また、上の画像のように折りたたみ式のスポーツファインダーも装備しています。

ただ、ブローニーフィルムを使うのに、このコンパクトさは素晴らしい。中国製の海鴎と比較してみると、小ささが良く分かると思います。

P910