水中ハウジング
買取りをしていると、いろいろなカメラやその周辺アクセサリーが入ってきますが、今回はこんなの。
中にカメラをセットして、海に潜ってしまえる水中ハウジング。浸水、耐圧の万全な対策が必要ですから、ガッチリと立派な造りになるのは止むを得ないものの、一緒に写っているフィルムのパトローネと比較してもらえば、その大きさが分かるかと思います。
ところで、中に入れるカメラは何なんだろう?と思って見回してみると、背面に「EOS KISS」と表示されていました。EOS-Kissにも複数バリエーションがあるから~と、ボタンの位置などで確認すると、ちょうど我楽多屋にあったKissⅢがマッチングしました。
しかし、下の画像のように、中に入れるカメラと、ハウジング自体の大きさの差はこんなにあります。ビックリですね。さらに、いろいろいじっていると、接続コードが同じなので、ニコノスのストロボが使えることも分かりました。
紹介が遅くなりましたが、この水中ハウジングは、INONというメーカーのX-1というモデル。ウェブで確認したところ、後継モデルの情報はありましたが、このモデルの詳細は分かりませんでした。
ただ、いじりながら疑問に感じていた、こんなに本格的な水中ハウジングの中に入れるカメラが、何で廉価版のEOS-Kissなのか?という点は、解決出来ました。ハウジング自体をなるべくコンパクトにするために、よりコンパクトなEOS-Kissという選択のようです。
潜る人でなくても、こんな使い方はいかがでしょう?あえて、これを提げて街を歩いてみるとか。注目度抜群だと思いますよ。デカ過ぎ!と思うかもしれませんが、ペンタ67を持ち歩くのとそう大差ないかも・・・。
また、南国系の雰囲気を出したいなら、インテリアとしてもありかも!?