コムラーのアリマウント
アリフレックスとは、スイスのボレックス、アメリカのベルハウエルと並ぶ、ドイツの有名なシネカメラのブランド。16ミリや35ミリなど映画用の機材で有名です。
かつて、シネ8ミリは高度経済成長期の日本に一般家庭でもそこそこ普及していまいたが、シェアでいえば、やはり圧倒的にスチルカメラの方に軍配。
しかし、同じフィルムカメラ。そして、レンズはアダプターを介して、スチルカメラに使うマニアもいらっしゃいます。
ここに、コムラーのコムラノン300mm/F4.5というレンズがあるのですが、これがアリフレックス‐16のマウント。
ただ、私 二代目にとっては、より勉強不足な領域・・・ということで、その方面にもお詳しく、ご自身のブログでも度々とアリフレックスのネタが出てくる田中長徳先生を、海外にいらっしゃるのを承知でメールで追いかけて、「このレンズ、珍しいですか~?」と質問してみました。
すると、いただいた返事が、これ↓
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二代目さま
こんにちは。
当時は、ドイツ製のレンズは高価だったので、安価なこむらーが登場しました。
珍しいと言えば珍しいかも。
でもB級レンズというカテゴリーです。
たなか@へるしんき
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ちなみに、長徳先生は今、リスボン行きの経由地ヘルシンキで、あの噴火の影響を受けて足止めをくって、10日程のヘルシンキ滞在に変更されてます。
さらに、結局、このレンズ、シネ方面の専門店「シネヴィス」さんが興味を示されたので、そちらに旅立ちました。