金ピカもの
先日、ご覧のようなたくさんの買取り依頼がありました。目を引くのが金色のライカR4と、コンタックスRTS。
それぞれ登場したのは、ライカR4が1984年、コンタックスは1982年。どちらも金メッキにトカゲ革貼り。ライカの方は1000台限定生産でした(コンタックスRTSは不明)。
カメラがまだまだ高級品だった時代の遺産と言えましょう。登場後、バブルの頃まではずいぶんと高値で取り引きされていましたが、今では少し淋しい状況ではあります。
何故なら・・・、これらのモデル、当然使用可能な製品ですがこれだけ趣味性が強いと、写真を撮るのが目的の人には、なかなか好まれません。カメラマニアやコレクターには歓迎されるでしょうが、そういったタイプの人におおよそ行き渡ってしまえば~。発売時には通常モデルより高値で売り出されていても、中古市場での目減り感は、どうしても大きくなってしまいます。
例えば、銀座あたりの中古カメラ店のウインドウにそこそこいい値段で陳列されていても。。。過剰在庫を恐れるお店は、それ以上同じものの買取りを敬遠しがちになってしまうのです。でも、私どものような買取り専門店では、喜んで買取り相談にのります!