折れ線フェチ!?
がらくたカメラが数台入れられたカゴの中に、このカメラの上面がチラッと見えた時に「不思議な折れ目があるなぁ~ブツかって歪んでるのかぁ?」と思いました。
カゴの中の整理や動作チェックを始めて、そのマミヤを手に取ってみると特に歪んでいるわけではなくて、ほんの僅かに高くなってるアクセサリーシュー周辺部に向けてついてる傾斜のプレスラインだったことが分かりました。
でも、正面から撮った画像でお分かりいただけると思うのですが、わざわざプレスラインを付けて嵩上げするほどの高さの差がないんですよね。いっそのこと上面全体を高くしてしまった方が簡単そうだし、だからってカメラがドデカくなってしまうこともありません。
そんな不思議な折れ線に、理屈じゃなくて見た目に不思議な魅力を感じてしまう、このカメラは「マミヤ35 オート・デラックス」という1955年発売のモデル。当時の広告には「精巧なオートマット機能を完備、仕上げは最高級、意匠は豪華と三拍子そろえたデラックス・カメラの決定版です」って謳われてました。
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