LeitzのLeica M6
ライカマニアには当然のウンチクかもしれません。でも、カメラ好きな人の中にも知らない人、多そうなので。。。
私が時々ネタにしている「ライカの赤丸」。
よく見ると、赤い丸印の中に書かれた文字には、「Leitz」と「Leica」の2種類があります。
「Leitz(ライツ)」は、元々の社名エルンスト・ライツ時代のマーク。で、古くから「ライツのカメラ」なので「ライカ」という商品名だったのです。
1970~80年代にライツ自体に経営面で紆余曲折があって、1988年からは社名自体が「ライカ」になり、赤丸の文字も「Leica」になったのです。
だから、赤丸的には1988年を境に「Leitz」か「Leica」かの線引きが出来るのです。
そもそも、この赤丸マーク、M型ライカだと1980年発売のM4-Pから付き始め、M6、M7、M8に。一眼レフのR型だと1976年発売のR3から、R4、R5、R6、RE、R7、R8、R9に付いています。デジタルカメラには全機種付いているはずです。
じゃあ、「Leitz」の赤丸が付いてるモデルは?というと、M4-P、M6の初期。R3、R4、R5の初期に限定されるようです。